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パレード
歪みはじめる、僕らの日常











パレード(2010)

メディア:映画
上映時間:118分
製作国:日本
公開情報:劇場公開(ショウゲート)
初公開年月:2010/02/20
ジャンル:ドラマ/青春/ミステリー
映倫:G

第15回山本周五郎賞を受賞した吉田修一の同名小説を、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督によるメガホンで映画化した青春群像ドラマ。
現代の若者の内面に宿る“モラトリアム”をテーマに、マンションでうわべだけの共同生活を送る若者たちの日常が新たな同居人を加えたことで徐々に歪んでいくさまとその顛末を描く。
主演は「カイジ 人生逆転ゲーム」の藤原竜也。

都内のマンションをルームシェアする4人の男女。
映画会社に勤める健康オタクの直輝はこの部屋に最初から住んでいる最年長。
一方、イラストレーターで雑貨屋店員の未来は、おかまバーの常連。
また、先輩の彼女に恋をした大学3年生の良介は告白する勇気が出ずに悩んでいる。
そして無職の琴美は若手人気俳優と熱愛中。
そんな彼らはそれぞれ不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで共同生活における互いの均衡を保っていた。
しかし、いつしか男娼のサトルがこのマンションに住み着くのと時を同じくして、町では女性を狙った暴行事件が連続して発生、これを境に彼らの穏やかな日常は次第に歪み始め、やがて思いもよらない事態を招いていく…。(allcinemaより)




パレード
うち的評価65点







パレード
2LDKに4人の若者男女が共同生活を送っている
家主の直樹(藤原竜也)は映画配給会社に勤務するエリート兼健康ヲタク
大学生の良介(小出恵介)は大学の先輩の彼女に横恋慕している、恋愛もバイトも中途半端な島根出身の童貞
無職の琴美(貫地谷しおり)は売り出し中の若手俳優と交際している
未来(香里奈)は自称イラストレーターでオカマバーの常連
肉体関係は一切無く、一見仲良く共同生活を送っているように見える4人
ある日の朝、突然5人目が家のリビングに登場する
サトル(林遣都)は公園などで体を売っている男娼
初対面のサトルに対し、誰かの連れだろうとあまり気にせず接する4人
サトルが不思議な4人の共同生活はどうなのかと質問すると
「インターネットのチャットみたいな場所?」と答えた琴美の秀逸っぷり
観てるこっちも「ああ!」とすんなり理解できた

深入りせず、表面だけのお付き合い
でも1人は寂しい
そんな距離感に居心地が良いと思う人々の共同生活





パレード
彼らにも当然悩みや闇はある
だけどそんな事は語らない
それで均等を保っていた
だけどとあることがきっかけで
話題の通り魔事件の犯人はサトルではないか、という疑惑が未来によぎってしまったがために
表面上ではなく内面を見ようとし、バランスが微妙に揺れ始める
サトルはどんな人間なのか?

「お前の知ってるサトルはお前しか知らないんだよ」
「みんなが知ってるサトルはこの世にはいない」

それはサトルだけに当てはまるものじゃなく
共同生活を送っている彼ら全員がそうであるように
全員が全員「どんな人間なのか」お互い知らない





パレード
無職の琴美は、ただひたすら彼の連絡を待つだけの日々
学生の良介は初めての彼女に有頂天だけどヤリマンで彼氏持ちなのは見て見ぬふり
自称イラストレーターの未来は10代の頃父親が母親をレイプしていた事が心の傷となり、AVのレイプシーンだけを集めたビデオを観る事で心を保とうとしていた
男娼のサトルは留守の他人の家に上がり込んでオナニーしたりと時間を潰している
そして家主の直樹
直樹は一番しっかりしているように見えるけれど、家主であるがゆえに共同生活する人々を受け入れ、そして当然見送ってきた
巣立っていくようにも見えただろうし、おいてけぼりを食らったようにも感じただろう
自分もここから出てみたいと思った事もあったんだろう
そんな心の闇が、彼を「通り魔」にしたのかもしれない


通り魔行為をサトルに目撃された直樹は「警察につきだせ」と言ったのだけれど
サトルは「誰にも言わないよ」

「みんな知ってるんじゃない?」

直樹は驚いて慌てて家に戻ると、いつもの和気あいあいと喋る彼らの風景がそこにはあった
突然泣き崩れた直樹に対し、彼らは相変わらず深く踏み込もうとはせず
何事もないかのように「直樹も行くよね?」と旅行に誘って映画は終わった




パレード
真実を知っていながら知らないふりをしているのか
どうでもいいのか
気にしないのか
それとも本当に何も知らないのか

彼らが送る共同生活の怖さ
直樹はラストで身にしみてわかったのかもしれない(いや、犯人なんだけど)

シュールでした
隣で一緒に踊っている人間がどんな人間かなんてどうでもいい
誰かが増えても誰かが減っても気にしない
ただ皆と一緒に踊りたい
今楽しければいい「パレード」のように
結構好きです、この作品


テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画



















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