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風立ちぬ風立ちぬ
生きねば。







風立ちぬ(2013)
THE WIND RISES


メディア:映画 Anime
上映時間:126分
製作国:日本
公開情報:劇場公開(東宝)
初公開年月:2013/07/20
ジャンル:ドラマ/ロマンス/青春
映倫:G

宮崎駿が月刊模型雑誌『モデルグラフィックス』に連載していた漫画を自らアニメ映画化。
零戦こと零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎の半生をモチーフに、同時代の作家・堀辰雄の小説『風立ちぬ』のエピソードを盛り込みつつ、戦争という激動の時代の中で様々な矛盾を抱えながらも飛行機という自らの夢と欲望に真摯に生きた一人の青年技術者の人生を、リアリズムの中にも大胆な省略や夢と現実を行き来する自在な語り口で描き出す。
声の出演は、主人公・堀越二郎役に「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの監督でこれが声優初挑戦の庵野秀明、ヒロインの里見菜穂子役にTV「てっぱん」の瀧本美織。

少年時代に夢の中で憧れのカプローニ伯爵と出会い、飛行機の設計士になることを決意した堀越二郎。
1923年、東京帝国大学に進学するため上京した彼は、列車の中で里見菜穂子と出会い心惹かれる。
そしてその移動中に関東大震災に遭遇、混乱の中で菜穂子とお供のお絹を助ける。
卒業後、晴れて三菱内燃機株式会社への入社を果たした二郎は、念願の設計士としての道を歩み始める。
しかし視察したドイツのユンカース社で技術力の差を痛感し、設計主務者に選ばれた七試艦上戦闘機のテスト飛行も失敗に終わる。
1933年夏、失意の中で軽井沢を訪れた二郎は、そこで菜穂子と運命の再会を果たす。オ(allcinemaより)




風立ちぬ
うち的評価70点

評判は微妙のようだけれど、個人的には好き
何が良いかって、主人公二郎の薄情というか無頓着というかっていうkyな人物像が好き
それを説明せずに映像だけで伝えてくる脚本が好き


風立ちぬ
ストーリーは上記を読んでいただいてもらったとして
この映画の軸は、飛行機大好き人間二郎のエンジニアとしての話と菜穂子とのラブストーリーの2本です
本当に飛行機が大好きな主人公二郎
飛行機に係るものはすべて「美しい」
昼飯に食べた魚の骨にすら飛行機に通じるものを感じて「美しい」
ドイツに飛行機見学に行って、はしっこに置かれた最新ではない飛行機を見て「美しい」
美しいものが好きな主人公です


風立ちぬ
そうなると、もちろん菜穂子も「美しい」女性です
ところが、出会いはどうだったか
上京するため電車に乗っていると、風に吹かれて二郎の帽子が飛んでしまった
その帽子を見事にキャッチしたのが菜穂子でした
まだ学生だった二郎
菜穂子はまだ幼い少女のようでした
視聴者の自分は、これがラブストーリーのフラグかと当然思うわけです
そしてすぐに関東大震災が襲います
これも何かの縁、ということで
二郎は菜穂子とその付き人お絹を助けて、御礼ももらわず格好良く去る
そんなことされた女性陣はそりゃあもう王子様だったことでしょう

それからしばらくして、学校に自分にお届け物が届く
「女性からだ」と言われてハッとする二郎
そこで自分は何か違和感を感じてしまった
二郎が想像した「女性」の姿は菜穂子ではなく「お絹」だったのです


風立ちぬ
そしてしばらくはラブストーリーはなく
二郎のエンジニアとしての話が続き、ようやく菜穂子と出会うのは数年も後
大学に上京したときに出会って名古屋に就職して5年で菜穂子に出会うので
へたしたら9年後??
軽井沢で大人になった菜穂子に出会って恋に落ちます
菜穂子は出会った時から二郎が王子様
お絹はすでに嫁に行ってしまっていた
それは当然
お絹は二郎と同じくらいの年齢にみえたので9年後だと女性としては厳しい
ところが菜穂子は歳の差があったので、9年後でも調度良い年頃
運命的な出会いをまた出来たことに、菜穂子は泣いて喜びます
美しく成長した菜穂子に二郎は結婚を申し込みます
ですが、菜穂子は結核に侵されていた
それでも二郎は菜穂子と婚約をするのでした


なんて大人なラブストーリーでしょう!
と、最初は思いました

風立ちぬ
そして遠距離恋愛がはじまります
ところが、菜穂子が吐血
二郎は列車に乗って菜穂子に会いに行きます
そしてチュッチュして
速攻会社に帰るのでした


菜穂子は二郎のためにも治療に専念するため山奥へ
二郎とは手紙で連絡を取り合うだけの日々
ある日、二郎からの手紙を読んだ後、菜穂子は二郎に会いに病院を抜け出し
2人はすぐに結婚してしまう


菜穂子の体の事を考えたら、愛知で過ごすより山奥で過ごしたほうが良いのはわかっているけれど
二郎は二郎で大好きな飛行機の仕事がある
でも2人は離れたくない
だったら、一緒に過ごす今を大切にしたい

納得できるようで
何かがおかしい・・・


そしてその「おかしい」という気持ちが確信に変わる


風立ちぬ
それは、新婚の2人の生活スタイル
二郎は、体を患う菜穂子のために仕事を早く終わらせようとする気遣いは全くみられない
「おはよう」「おかえりなさい」
2人がすごす演出はこればかりで、休日を楽しむ姿は描かれていない
ましてや、家で仕事をする姿が演出されている
その姿を菜穂子は見つめている
「煙草が吸いたい」と言う二郎に「ここで吸って」と菜穂子
一見、かたときも離れたくないラブラブのようにみえるけれど
相手は結核、煙草なんて絶対に駄目にきまっている
だけれども、二郎は煙草をふかすのでした
二郎には「我慢する」というものがない


だから、山奥で治療していた菜穂子が二郎の手紙を読んで
いきなり二郎に会いに行って即結婚したんだと思う
このままだと文通だけで関係が終わってしまう
自分から動かないと、二郎はここへ会いに来てくれることはないのだと
彼女は悟ったんだわ


二郎は、何かがおかしい
菜穂子の事が好きなのはわかる
だけれども、大好きな飛行機が一番なのです
飛行機のテストが始まるとかで、数日帰れないと二郎が言った次の日
菜穂子は黙って山奥へ戻ってしまう

「綺麗な姿のままで」とそれを上司の奥さんが言った台詞でハッとする

つまりこうだ
「美しい」ものが好きな二郎
菜穂子のことも「美しい」とひたすら言っていた二郎
菜穂子はそれを重々理解していたんだ
病に侵され、化粧をしてもごまかせなくなってしまったと自覚した菜穂子は二郎のもとを去ったんだ
二郎には、綺麗だった頃の自分の姿だけを記憶して欲しかった
だから去った


風立ちぬ
これはラブストーリーなんだろうか
なかなか二郎という人は薄情に見えて仕方がない
そもそも、最初は菜穂子よりもお絹さんでしたよね、アナタw
ロリコンじゃないという意味では良いですが
年齢的に一番美しい年頃のお絹と
まだ少女の菜穂子です
「美しい」ものが好きな二郎というキャラ設定に説得力が増すわけです


二郎の妹(医者のたまご)が泣いて二郎に訴えた
「お姉さん(菜穂子)が可哀想だ」と
それでも二郎は折れなかった
にも関わらず、仕事を早く切り上げることもしなければ、家を数日あけるとまで平気で言う男だった
残り少ないであろう、菜穂子と一緒に過ごす時間であるなら
普通は菜穂子との生活を一番に考えるようなものだけれど、二郎は違う
悪気はない、ただ飛行機が一番な男
それが二郎だった
だからといって菜穂子は不幸ではなかったのだろうと思う
そんな二郎が好きだったんだろうから


そういえば、三菱の名古屋工場に就職した汽車の中で、歩いている人々をぼんやり見ていた二郎
「職探しにきた連中だ、そこらじゅうで野宿してるよ」と教えてもらった二郎は「へー」とサラリと流すシーンがあった
銀行が破綻して、大騒ぎの市民たちをみても知ったこっちゃないといった感じで、だって自分は飛行機会社で働くことしか考えてない
国が戦争で貧乏していて、不景気で
だけど二郎は「へー」と何も気にせず、飛行機という超高級品を作ることに夢中なのだ
たとえそれが、戦争で使われる殺人兵器だとしても


同僚が「この部品1つでこの町の子どもたちに食べ物が与えられる」「飛行機1つで日本中の・・・」
同僚はそういった背景を考えられる人なんだけど
二郎はどうも気にもしないタイプのようで、それに対して何のコメントもありません
知ったこっちゃないんだろう


風立ちぬ
夢の中で「ピラミッドの有る世界と無い世界」について話すシーンがある
二郎は「有る世界」を選ぶわけです
ピラミッドを設計したエンジニアと、それを作るために税金をしぼりとられるだけの無能な国民があるのと同じように
つまり、二郎たちは選ばれた人間
彼らはただ素晴らしい物を作るだけで、それを作るためにどれだけの犠牲があっても知ったことじゃない
いや、ましてや
そういう考え方をすること自体が凡人なのだとさえ思わせるものがある


だけど皮肉なことに
ピラミッドも飛行機も今でも人間にとって素晴らしい影響をもたらしたものに違いはない存在で、とても重要なもの
周囲が見えて心を痛めることができる人間では成し遂げられないものがそこにはある
大きな犠牲があって、素晴らしい物が存在できるのだと言ってるように感じた
それは、アニメの世界も同じで
宮﨑駿もその1人だろうし、二郎の声を演じたエヴァの庵野もその1人なんだろう
彼らの影響力は誰もが知るところです


なかなか深い映画だなあ
そら「アナ雪」の方がウケはいいよね
まだアナ雪レンタルできないので観てませんけども
でも自分は「風立ちぬ」好きですよ
そりゃやっぱり冒険劇の方がいいですけど!


結核の人相手にチュッチュしまくる無謀っぷりとか
初夜で「来て」とか言っちゃう菜穂子たんとか
確かに今までのジブリにはない大人のエロがそこにはあります
そして
宮崎駿自身、飛行機が好きなんだなあと感じます
庵野の声は…次第に慣れて別に不快感は感じませんでした




色々前途多難なジブリのようですが
BD買って陰ながら応援したいと思います

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画





二郎みたいな男に惚れたら大変だなぁと思いつつ観てましたw
親の帰りを待つ子供たちにいきなり「ひもじいのかい?」みたいに
話しかけるとか、ちょっとどころじゃない空気の読めなさっぷり。
声、私は最後まで慣れずにもぞもぞしながら見てましたww
【2014/08/12 10:46】 URL | 桜[ 編集]

やはり!!
二郎かなりの曲者だよねえw
うちも二郎の妻は大変だなあと思いながら観てました
オンナ目線恐るべし
「ひもじいのか」とか「ひもじい」なんて言葉言えちゃう図太さ
何故「お腹減ってないかい?」と聞けないのかw
それも含めて二郎の魅力
そういうキャラの深みとかに良さを感じるw

声優に関してはもうあんな感じばかりがずっと続いてるので
ジブリらしいということで慣れちゃってる(諦めてる)部分もあるw
ナウシカとかの時代が声優黄金期なんかな
ナウシカ・クラリスの島本須美とかヤバいよ
ショクパンパンだと知った時衝撃だった・・・w
【2014/08/15 23:42】 URL | sakur`a`[ 編集]















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