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イリュージョニスト
これが最後の手品(イリュージョン)。








イリュージョニスト(2010)
L'ILLUSIONNISTE
THE ILLUSIONIST


メディア 映画 Anime
上映時間 80分
製作国 イギリス/フランス
公開情報 劇場公開(クロックワークス=三鷹の森ジブリ美術館)
初公開年月 2011/03/26
ジャンル ドラマ
映倫 G

長編デビュー作「ベルヴィル・ランデブー」で世界的に高い評価を受けたシルヴァン・ショメ監督が、フランスの喜劇王ジャック・タチが娘へ遺した幻の脚本を、タチをそのまま主人公のキャラクターとしてアニメ化したハートフル・ヒューマン・ストーリー。時代遅れの老手品師と純真な少女との切なくも美しい心の交流を、ノスタルジックかつペーソスあふれるタッチで綴る。
 1950年代のパリ。かつての人気も今は昔、初老の手品師タチシェフは、寂れた劇場や場末のバーを巡るドサ回りの日々。そんなある日、スコットランドの離島を訪れたタチシェフは、ひとりの貧しい少女アリスと出会う。手品師を何でも叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れる彼に付いてきてしまうアリス。やがて、言葉も通じないながらも一緒に暮らし始めた2人。落ちぶれた自分を尊敬の眼差しで慕うアリスに、いつしか生き別れた娘の面影を重ね、彼女を喜ばせるべく魔法の呪文とともにプレゼントを贈り続けるタチシェフだったが…。(allcinemaより)




イリュージョニスト
うち的評価80点

心あたたまるようで哀しいようで切ないようで
ほろ苦いって言葉がぴったりなのかな

主人公の年老いた手品師は手品で生活をしているけれど
時代はロック
誰もがこの老人の手品をみようとはしない

ある日、ど田舎の居酒屋で手品を披露すると大盛況
そんな中、この老人の手品を本物の魔法だと信じてしまう少女に出会う
自分の手品を本物だと信じてくれた少女が嬉しく
ボロボロの靴を履いていた少女に、老人は赤い靴をプレゼントする

少女は居酒屋で働いていたけれど
魔法使いのおじさんの登場で、少女は手品師についていく
そして2人の共同生活が始まる


イリュージョニスト
少女は良くも悪くも純粋で
そう、はっきり言えば頭が悪かった
世間知らずだった

魔法使いだと信じていた少女は
魔法でなんでも叶うと思っていた節があり、綺羅びやかな服や靴をねだった
もちろん、そんなお金はない
老人は「魔法使いではない」と少女に伝えようとするも、言葉が通じない
そして少女の純粋な目が言えなくさせた
老人は、少女の笑顔を見たいばっかりに
影でバイトをしながら少女にプレゼントした
少女はそれが魔法だと思っていた


少女は本当に何も知らない世間知らずで
コイン1枚でアクセサリーが買えると思っていたくらいだった
居酒屋で働いていたのはタダ働きだったんだろうか?
お金の価値もわかっていない
コインが、まるで魔法のなにかだと思っていた

だけどとても純真な子であるのは間違いない
手作りスープをホテルの同僚である腹話術のおじさんやピエロのおじさんに配る
その温かいスープで救われた

そして恋人の登場
こんなありえないほどの世間知らずの馬鹿な子によくもまあ、と思わなくもないけれど
よっぽど可愛い純粋な女の子なんでしょうね
そして手品師は黙って去っていく
少女を喜ばせる役目はもう自分ではない
「魔法使いはいない」と手紙を残して


イリュージョニスト
手品師にとっても
少女は自分の娘のような存在で癒やされていたんで
そんなに不幸な話ではないです
ただ、ほろ苦い


言葉はほとんどなくて
映像だけで語っているんだけれど
それがまたせつない

腹話術のおじさんは、大切な腹話術の人形を売った
はじめは質屋のウィンドウに値段がついていたけれど
ラストではFree表示
そして腹話術のおじさんは酒に酔って眠ったホームレスの描写

ピエロのおじさんは自殺を試み
少女のスープで救われたけれど
街の片隅で子供たちに殴る蹴るをされている描写


時代に取り残された人々の結末
それはこの手品師も例外ではなくて




だからなんだろうか
手品師は手品用のウサギを開放した
そしてラストのシーン
電車で同席した絵を描いていた少女が短くなった鉛筆を落とす
その鉛筆を拾った手品師は
自分の長い鉛筆を見て、ふと少女に手品を見せる
だけど、その手には少女の短い鉛筆
いつもの手品師なら、少女を驚かせて喜ばせるためにも、自分の長い鉛筆を出したと思う
だけど、手品師は少女の鉛筆を出した

あれ、もしかして?

手品師がふと写真を観る
赤ちゃんの女の子の写真
おそらく、故郷においてきた、自分の娘の写真
そして物語は終わる



もしかして手品師は
変化を受け入れたのかもしれない
手品師を辞める決心をして
故郷に帰るのかもしれない
それは視聴者の想像におまかせです



アニメならではの良さ
キャラクターの動きの細かさ
色使い
そして音楽
そしてなによりも、言葉がほとんどないという演出が世界観をより良くしてます
地味な映画ですが
大人の映画だね
日本のアニメには無いセンスです
歳を重ねるたびに感想が変化していきそうな、そんな大人のための素敵なアニメでした


タイトル「イリュージョニスト」もすごく素敵!
少女はこの老人の魔法(=手品)(イリュージョン)を見て
老人はこの少女に自分の娘の幻想(イリュージョン)を見たんだね

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















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