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マグダレンの祈りマグダレンの祈り
前を見続ける、何があっても。

アイルランドの修道院。
3万人の少女たちの隠された真実の歴史。

マグダレンの祈り
THE MAGDALENE SISTERS


上映時間:118分
初公開年月:2003/10/11
ジャンル:ドラマ

キリストによって改心した娼婦マグダラのマリアに因んで名付けられたマグダレン修道院。
性的に“堕落した”女性たちを矯正させる目的で運営され、閉鎖される1996年までに延べ3万人もの少女が経験したとされる過酷な実態を綴った衝撃の真実の物語。
俳優ピーター・ミュランの監督第2作目。
2002年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞。


1964年、アイルランド、ダブリン。
マグダレン修道院に、時を同じくして3人の少女が収容される。
孤児バーナデットはその美しさで周囲の少年たちの目を惹きつけてしまうことが、
マーガレットは従兄弟にレイプされたことが、
そしてローズは未婚のまま赤ん坊を産んだことがそれぞれ“罪”とされたのだった。
彼女たちは、修道院を管理する修道女たちに性悪女と決めつけられ、祈りと労働によって神に奉仕し“罪”を悔い改めるよう言われるのだった。
しかしそこで彼女たちを待っていたのは、過酷な労働と自由の一切ない刑務所以上に非人間的な環境だった。(allcinemaより)




評価70点

これが実話から生まれた映画なんてショック
修道院は閉鎖的な世界なので、そういった修道院のスキャンダルを題材にした話は意外とある
なので、何がショックかと言うと
女の扱い方が酷すぎてショックだった
レイプされたのに、男を責めずに被害者を厄介者扱いして修道院に送り込む
男にちやほやされる美しい少女は、ただそれだけで修道院に送り込まれる
未婚の母は出産後すぐに子供は強制的に養子に出され、本人は修道院へ送られる
このほか、知的障害の女性がいて子供もいるようだけど
何故修道院に入ったのかはわからないものの、神父に性の奴隷扱いされている事からもしかして彼女も無実の罪で送り込まれたのかもしれない

修道院の生活はとにかくひどい
口答えは許さない
折檻は当たり前
あげくのはてには、神父は知的障害のクリスピーナを性の処理役として扱い
修道女は彼女達全員を裸体にして並べ、誰が巨乳だ貧乳だ、ケツがでかいだ、陰毛が濃いだと笑いものにする
そんな修道女こそ醜く太ったデブであるにも関わらずだ
彼女達は貧しい食事を食べているのに、修道女はパン、ベーコンやサラダ、紅茶など贅沢な食事をしている
過酷な労働、雑談すらも許されず
彼女達は寝るときしか自分の時間がないようだった
まるでこれは刑務所だ
世間的には慈悲深い修道院であるはずなのに、やってる事は非人道的で刑務所以上の扱いだ
怖いのが、どれだけ辛いか苦しいかがいかに表現されていたってわけではない所
なんとか耐えられるレベルでの折檻や辱めを「日常的」に受けているという演出なんです
気が狂うほどではない
でも、日常的にずっと、ずっとずっと・・・
そんな修道院が、実際にあったなんて
今ではスキャンダルになり閉鎖されなくなったようですが本当にショックだ
DVDにある特典映像も忘れずに見るべきです
きっと、こういった施設は世界でまだまだ残っているんだろうなぁ


それにしても主役の美女役をしていた女優ノラ=ジェーン・ヌーン
綺麗なのか不細工なのかわからない表情をよくします
綺麗なんですよ、とっても
ふてぶてしい顔とかがたまらなく不細工で最高です
ちょっとふっくらしているのが残念だな、あと少し痩せてたら絶世の美女だったに違いない
そしてあと1人、イチオシなのは知的障害の女性クリスピーナを演じた女優アイリーン・ウォルシュ
美人でもないし、華なんか全く無いのに存在感、そして演出は一番ではないでしょうか

それにしてもラストがまた・・・
簡単に言葉だけの説明で終わらせるというやり方がなんとも不気味なのです
家族に助けられて修道院から正式に手続きをして出た女性は教師になった
神父に性奴隷にされていたクリスピーナは精神病棟に送られ精神が病み拒食症で死んだ
(出産していても性交渉について無知だったのではないか?精神病棟に送られたのは知的障害を理由に神父の性奴隷というスキャンダルを封じるため?)
脱走した主役美女は美容師になった(この時の静止映像がまた良い)
同じく脱走した未婚の母で収容された女性は再度結婚し、彼女が亡くなるまで熱心なカトリック信者だった・・・
これが洗脳の傷跡かと思い、ぞっとして映画は終わった




さて
DVDには特典映像として「マグダレン修道院の真実」があるので引き続き書こうと思います
これは実際あったことをドキュメンタリーで紹介する告発映像で、何人もの女性が当時の事を振り返っています
映画はまだまだぬるいものだということがよくわかります

アイルランドでは結婚前の性交渉は殺人と同等の重罪で
それがレイプだったとしても、家族からのレイプだったとしても堕落した女という扱いを受ける
体が成長しはじめた孤児院の少女たちは強制的にコルセットを巻かれ
否応無しに訪れる自分の体の変化を見ただけで、説教折檻
綺麗な髪の少女は、断髪させる
神父や修道女は一生独身でキリストに仕えるため禁欲を貫くという事らしく
それがどう間違ったのか「性」は「罪」に摩り替えられたかのようだった
そのため、性教育は一切なくそのまま少女達は無知の大人になり孤児院を巣立つ
そこから生まれる悲劇はご想像の通り

婚前交渉が殺人と同等の大罪であるのにも関わらず
少女達は性教育を一切教わることなく大人になり社会に出る
そこから生まれる悲劇は簡単に想像でき、無知な彼女達は修道院に送られる事になる
あげくのはてには、「美人だから」という理由で修道院に送り込まれた人もいたという
「道を外れる前に」というのが理由らしい
道を外してからでは遅いから、施設に入れる

こんな修道院なんかよく許されるな、と腹が立つけれども
この当時は神父の存在は模範の象徴で絶対に批判されない存在
当然修道女も同じだった
神父・修道女が管理する修道院という閉鎖された世界で、早朝から深夜まで過酷な労働を強制的にやらされたと言う
そして映画にもあったような修道女からのイジメ辱めも受ける
喜びは神だけに与えられたものだからと、修道院にいる彼女達は仲良くする事も許されない
神父や修道女は絶対的な存在で反抗すらできなかった
反抗するものなら、修道女はとことん折檻をして反抗できないまで追い込む
性教育受けずに育った女性が神父にセクハラを受けても何をされているのか理解できないままやられ放題
ただただ気持ちが悪いと思い続け
修道女に訴えても「黙ってなさい」と言われ誰も助けてくれない

脱出に成功した者
同情的な親族によって救い出された者
長期間の牢獄からようやく開放された者
彼女達が世間に出た時ですら修道院での出来事は心に深く傷跡として残った
「自分は悪い人間だ」「罪人だ」とずっと言われ続けたために普通の人や男性との付き合いが難しかったと言う
洗脳だった

最後にアイルランドの地図を貼って終わりに
MAP

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画



















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