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七人の侍七人の侍
他人を守ってこそ己を守れる

七人の侍
上映時間:207分
初公開年月:1954/04/26
ジャンル:時代劇/アクション/ドラマ

戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた作品。
言わずと知れた黒澤明監督による日本映画を代表する傑作のひとつ。
麦の刈入れが終わる頃。
とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。
百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。
百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。
やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。



七人の侍七人の侍

評価90点

初めて七人の侍を観たのは大学進学が決まった冬
黒澤明特集かなにかで、親が観ようと楽しみにしていたので便乗して一緒に観た
高校生の僕は昭和臭い白黒映画なんか!と思ってたんだけども
しょっぱなから衝撃を受けたんだな
何が衝撃って、まずあの音楽
決して格好良くはない音楽なのに、独特で何かオンチっぽいような…まずこれに衝撃
台詞は聞き取りにくく、しかも方言やらその時代の言葉が満載なのでヒアリングはほぼできない
なのに、役者の表情が豊かで目が離せられない
それでなおかつあの迫力のある戦闘シーン
普段、映画を観なかった当時の自分が夢中になったのを今でも覚えている
大人になった今、久しぶりに見ると
今のDVDは日本語字幕を表示することができるので、やっとストーリーがどういうものだったのか今更理解できてしまったという!!
利吉と妻の話なんか、全く記憶になくて超新鮮
七人の侍の物語構成はとてもシンプル
序破急で言うなら
序…7人の侍探し
破…戦闘準備(サブストーリー)
急…野武士との戦い、仲間の死
3時間超えの大作にも関わらず、視聴者を飽きさせないってどんだけ!?
サブストーリーがまたいいのです
やはり一番目立つのは三船敏郎演じる菊千代!
みんなを和ますお笑い役で、子供たちにも慕われて
でも本当は武士に憧れた農民の子で、心の中に熱いものをもってる
勝四郎の恋なんかは僕腹かかえて笑っちゃった
勝四郎といい感じになる志乃ちゃん
勝四郎を誘う誘うwwwwww
お花畑で勝四郎を目で誘ってゴロンと仰向けになって誘う誘うwww
女をまだ知らない設定らしい勝四郎はそれに戸惑う童貞ちゃんなんだけど
それに対して多分処女設定の志乃ちゃん「いくじなし!」とくる
勝四郎はクララじゃないんだからっ!
勝四郎の久蔵への憧れもいいかんじ
多感な少年ってかんじが出てる
でも、勝四郎演じていた木村功さんて、この当時すでに三十路すぎた子持ちの旦那さんだったとかw
どうみても20前後にしかみえないんだけど…恐ろしいわ
んでもって一番おいしいのは宮口精二演じる久蔵でしょ!
無口で、空気が読めて、しかも剣の達人!
すげーかっけー!

よくよく考えるとおかしい物語構成もある
7人の侍は戦国時代という設定で、当時の農民ってのは武装していたはずなんです
戦国時代にいた足軽ってのは、ほとんど農民が徴兵されてるものなので
自分の農地が野武士程度に荒されるような危険なら村ごと戦います(合戦場になる場合は別で避難)
一揆マニアでもありましたしね
当然、落ち武者も襲っちゃう
落ち武者を殺した、というエピソードも出てきますが、とにかく野武士にビクビクするほど弱い農民は戦国時代はいなかったんじゃないか?
もしいたとしても、戦国時代にそんな農村は生きていけないので、遅かれ早かれ滅びる運命
この時だけ侍雇って野武士撃退しても、次にまた襲われちゃいます
戦国時代が終わって、秀吉が行う刀狩令が発令されてからなんです、僕らが想像する“弱い”農民の生活っていうのは。
あとは身分
武士に憧れるとか、武士が偉そうとか、そうそう利吉の身分違いの妻の話とか
ああいう所もピンとこない
戦国時代は区別がほとんどされにくい時代だったので
よっぽどいい家の出じゃない限り身分違いの結婚なんか余裕であったはず
刀狩令ってのは、いわゆる兵農分離で、これで武士と農民の区別ができ
次第に身分違いの結婚が禁止されるとか、そういう決まりが作られていきます
なので、7人の侍は結構設定がうそっぱち?な印象
黒澤明にとって映画として面白ければ、そんな事は細かい事なんだろうな
でも
百姓が弱く可哀想な存在…ってわけじゃない
黒い部分もありますよ、ずる賢い部分もあるんですよ、みたいな演出がチラホラ垣間見える所とか本当に上手い
結局ラスト
「勝ったのは俺たちではない。あの百姓たちが勝ったのだ。百姓たちは土とともにいつまでも生きるのだ。」と勘兵衛が言います
そうなんですよね
笑って歌って農作業をする、生き生きとした農民たちの姿と
4人の侍たちの墓をバックにして「また生き残ってしまいましたね」とたたずむ3人の侍の姿
正反対の姿が印象的なラストでした


七人の侍をまだ観た事がない人は、白黒の昭和臭い映画だと毛嫌いせず観るべき!
農民と武士の因果関係、菊千代の笑い所、勝四郎の恋、そして迫力ある戦闘シーン
普通、社会ドラマとか恋愛ものとか、アクションとかコメディとか分けるものなんだけど、これでもかってくらい全部詰まってます
それなのにどれも五月蠅くなく、余分なものはない
そんでもってあの背景と建物!
よくもこんな立派な建物を用意したり見つけてきたな、と!
CGもない時代によくもこれだけ迫力のある映画が撮れたなぁと驚く事ばかり
脚本、演出、そして映像
どこをとっても素晴らしい映画です


はー
黒澤明ってまじですごい人なんだね

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画





七人の侍やっぱいいですよね。

個人的には勘兵衛の渋さがたまらんです。
そして古女房の七郎次。
菊千代もいいですが、三船さんの侍なら、用心棒、椿三十郎のほうが好きですね。

ひよこさんが気にされてる時代考証部分ですが、
私は気にならないと言うか結構あっていると感じてみてました。

水戸黄門とか見てると農民って無条件で侍に逆らえないって印象ありますが
七人の侍の農民って私はそんな感じは受けませんでした。
最初からビクビクして無抵抗ってわけじゃなく
抵抗はしてみたが野武士集団が強すぎてかなわず苦しんでいた。
って感じですね。

当然、農民も自衛のための武装はしてますが、
野武士(野伏せり)=武装強盗集団ですから
歯が立たないときもあるでしょう。
逆にしょぼい野武士たちは農民に返り討ちにあっていたでしょうね。

江戸時代ほど身分制度がガチガチではないにしろ
それでも身分制度はあったでしょう。
身分制度がない現代でも、家柄が~とか言う話があるぐらいですしね。


いろいろ書きましたが、

こまけぇこたぁいいんだよ
【2010/11/03 12:19】 URL | 素浪人[ 編集]

農民の話ですが
当時すでにつっこまれています。
あの規模の農村ですと、領主の管理下にあるはずなので不自然といった内容です。
それに対して黒澤明監督は
“それでは物語にならない”と答えています。
同じく黒澤明監督の作品で、天守閣がなかった時代にも関わらず、天守閣を作ってしまった話があります。
それに対しても“天守閣がなければ絵にならない”と答えています。
黒澤明監督にとって映像が一番なのでしょうね。
次は椿か三悪人などはいかがでしょうか。
両作品共リメイクされていますよ。
【2010/11/04 00:56】 URL | よへい[ 編集]

>素浪人さん
黒澤明はすごいわまじで!
白黒時代の映画なのにこの迫力!!
最近古い映画を観ようと思っております
ゴッドファーザーシリーズを借りたいんだけど誰かがレンタル中で困った困った

用心棒は観てないんだけど
椿三十郎はうちも好きです、リメイクした織田裕二版も観た!
あとは夢が好きですっ
黒澤明監督映画はあまり観てないので、これからちょっと頑張って観ちゃおうと思いますよー!
なんせ家にテレビがないので、レンタル代がやばいことに!

時代考証ですが
大学時代に、僕文化史が好きだったので農民文化とか祭りとかゼミで選んでた物好きだったので、その時勉強したとき「戦国時代の農民Tueeee」でした
とはいっても、近畿~中部までの資料が主だったので、関東はどうかと聞かれればコマッタ!
まあ、面白かったらいいよいいよ
こまけぇこたぁいいんだよー!

>よへいさん
初めましてでしょうか!
よへいさんが好きですか
あのお米盗まれた時のよへいさんの顔、たまんないですよねw
なるほど、そういえばあの農村の大きさは結構ありましたね
村人も結構いたし、いい年貢の取り立てになりそう
長老にどうするか尋ねる以前に、領主ですよね普通!
そうかそうか、そこまで考えが及びませんでした!
天守閣というと、影武者あたりでしょうか??
観てないんだなー
もっと観たいです、黒澤映画!!
【2010/11/06 15:30】 URL | sakur`a`[ 編集]















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